ポストコロナのAIの主導者 ビジョンファンドとトヨタ


ウーバーイーツが好調のようである。Uber Japan株式会社によれば、2019年12月期の当期純利益が約3億3659万円であったという。

自動運転LABは、「日本では外食ができないことによりUber Eatsのサービスがより注目されており、2020年5月からは名古屋と広島でタクシーによるUber Eats配達サービスが行われるなど活動の範囲を広げている」と指摘する。来期はさらな成長が見込まれるのだろうか。

Uber Japan、2019年度決算は純利益162%増!Eatsが牽引?(自動運転LAB)


一方で、本家米国のUberは厳しいようである。コロナの影響でライドシェアサービスが不振に陥り、従業員約6700人の人員削減をするという。
ロイターによれば、市場価額が帳簿価格を下回る事態になっているという。





自動車産業もコロナの影響をまともに受けている。先にコロナを封じ込めた中国でさえ、2020年通年では自動車販売が▲15%の2,190万台になる見込みと日本貿易振興機構JETROが伝える。
そうした環境下にあって、トヨタも今期の売上は減少と見込むが、利益は5000億円確保を目指すという。

自動運転LABによれば、トヨタは、2020年3月期の決算発表で、「未来への投資と新たなモビリティ社会に向けた投資は『やり続ける』」と明言したそうだ。2021年に着工予定の自動運転やAI技術の実証都市「Woven City」についても「やり抜く、やり続ける」と強調したという。

「Woven City(ウーブン・シティ)」は、トヨタが 富士の麓 裾野市のトヨタの工場跡地に建設するスマートシティだ。
この新しい街は、自動運転やMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)、ロボット、スマートホームコネクティッド技術、AI人工知能などの最新のテクノロジーを使ったサービスの実証の場になるという。

富士の麓に未来のサステナブルな街が生まれる 「If you build it, they will come」トヨタが創るスマートシティ


コロナの影響も加わり、ビジョンファンドが大きな損失を出すことになった。
ビジョンファンドが目指したAI革命で世の中が大きく変化するのかと期待もしたが、ビジョンファンドが投資した企業の多くが「コロナの谷」に落ち込んでしまったようだ。どれだけの企業がこの谷を乗り越えることができるのだろうか。

ポストコロナといわれるパラダイムシフトが仮に起きるとすれば、それはどんな世界になるのだろうか。
トヨタの「Woven City」のような都市であろうか。

コロナの収束がなかなか見通せていない以上、まずはコロナと共生していくしかあるまい。この時期にどんな準備ができるのだろうか。
鬼が笑うが、両社の来年の業績発表がどうなるか気になる。






「参考文書」
アングル:もがくソフトバンク、「コロナの谷」にユニコーン転落(ロイター)

自動運転、トヨタは進み、ウーバーは後退する コロナで岐路(自動運転LAB)

コラム:ソフトバンクGの大幅赤字、暗雲の向こうに光明も(ロイター)



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